エアコンが効かない原因の第一位は「冷媒ガス漏れ」
エアコンが冷たい風や暖かい風を出してくれるのはエアコンと室外機を循環している冷媒ガスの熱交換作用が働いているためです。詰まり、冷媒ガスが少なくなる、完全になくなってしまうとエアコンは「送風機」と化してしまいます。
冷媒ガス漏れの主な原因
- 工事(取り外し、取り付け)ミス
- 室外機に外的な力が加わり、接続部から漏れ
- 配管の折れや劣化
冷媒ガス漏れが原因の時はその漏れ箇所を修理し、ガスを再充填することで修理可能です。
しかしエアコンが効かない原因はガス漏れだけではありません。「早く業者を呼んで修理してもらわないと」と急ぐ前に下記事項を確認しましょう。
「エアコンが効かない」と思ったら確認したいこと
- リモコンの設定は「冷房」「暖房」で適切にセットされているか。
- 温度を一番下まで下げているか(暖房時はあげているか)。
- 運転ボタン押してから5分後くらいには室外機は動いているか。
- フィルターにホコリは詰まっていないか。
- 送風ファンに汚れが付着していないか。
- 室内機の上、室外機の前・後ろが何かしらで塞がれていないか。
上記項目に一つでも「いいえ」の回答がある場合には、それがエアコンの効かない原因となっている可能性があるので改善してください。
送風ファンなど内部の汚れはなかなか一般のお客様では触れることが難しいと思いますが、風出口から光(スマホのライトや懐中電灯など)を当てると汚れ具合がわかると思うので試してみてください。
まとめ
エアコンが効かない原因の第一位は「冷媒ガス漏れ」で、漏れ箇所の修理・冷媒充填で修理可能です。しかし、冷媒漏れ以外にも原因はあるので確認する必要があります(上記事項)。
当社では、エアコンのガス漏れ修理および点検も承っているのでご相談、ご依頼をお待ちしております。